豆腐のブログ(プロの発達障害者です)

アスペルガー当事者です。発達障害と全く関係無い話題から当事者の観点まで「ざっくり」書くつもりです。

父のアパート。

10年ぐらい前に父が「余った土地をそのままにするのも嫌だな」とアパートを建てようかなと考えていたところ

何処から情報を入手したのか分からないが
2ヶ所から土地活用の話を持ちかけられました。

ひとつはどうみてもヤクザでした。
内容は省略しますが、ただの恫喝です。
腕力で訴えることしか知らない田舎ヤグザで
父と私ふたりがちょっと反撃しただけで
土下座して2度と来なくなりました。

昼飯時に土足で上がり込んで
人の飯を踏みつけたのは今でも許さない

もうひとつはCMで有名な大手の建設業者でした。営業の方も慣れた対応で分からないことを質問しても何度でも親切にしてくれました。

ですが、この営業担当の人は
詰めを誤りました。失言したのです。

父は金銭欲が薄く、土地の固定資産税分を還元できれば良いという考えなので、父の理想のアパートは、家賃の相場も周りより4万円も安く設定、アパート全体の部屋数を減らし、その分間取りを広くするという、かなり異例づくしでした。
[住んでもらうからには少しでも快適にとプライベートスペースの部屋を増やしたかった父なりの粋、考えですが、たまに借りる人から事故物件?と疑われます(笑)]

これには大手の建設業者も困りました。採算はほとんど要らないと主張する父の意見は飲めないのです。向こうも商売ですし。

一貫した主張の父と妥協策を何度も提示する業者の間は埋まりませんでした。

その打ち合わせで営業の方がうっかりと口を滑らせた一言が

まあ何だかんだ言って結局
我が社が建てるんですけどね

父はそれを聞いて「それなら今までの話、全部無しでも困らないよな?」と営業担当を帰しました。

何度か営業担当が謝罪に来ましたが、それから父が営業担当と口を聞くことはありませんでした。
あの日までは。

父は「大手の建設だからといって、看板だけで勝負するのは不誠実だ、大手の建設業者は昔、傲慢が原因で痛い目見たのを忘れてしまったようだな」と言ってました。

それから父は父なりの方法でアパートを建てました。

実際に建てたのは父の友達や御世話になった方です。建築関係や専門職の方がほとんでした。

しかし、アパート経営のプロは全くいませんでした。ですが、それも父の友達からの紹介で解決しました。父の要望を全部叶えたアパートは建ちました。父も昔は建築関係の仕事をしてたので手抜きは一切ありません。
四六時中、現場で父が仁王立ちしてたので
怖すぎて気絶した人は続出して
私のところに苦情が来ましたが

アパートが完成したとき、父は失言した大手の建設業者の営業の方を呼びつけました。

父は「大手が関わらなくても、アパートぐらいなら何とかなるもんだ。お前も頑張れよ」と営業担当の背中を叩きました。父が営業担当を呼んだ真意は

「今はネットで簡単に悪口を書ける時代。大手の建設業者の看板を背負ってる責任をもっと真摯に向き合ってほしい」

ですが、営業担当に真意を何も言わなかったので、単に嫌がらせにしか受け取れません。

父も人が悪いです。