豆腐のブログ(プロの発達障害者です)

アスペルガー当事者です。発達障害と全く関係無い話題から当事者の観点まで「ざっくり」書くつもりです。

マンガの世界みたいな人(後編)。

彼女は私の必要以上の反撃をとがめるどころか自らの非を認め不意打ちを詫び、お互いに謝りました。これを機に彼女はクラスのみんなと少しずつ打ち解けてくれました。しかし口を利いてくれるのは女子と私だけでした。男子からは「彼女の通訳」だとからかわれました。彼女が私と口を利いてくれたのは距離感がちょうど良かったと言ってましたが私は距離感を意識しておらず、今だに良く分かりません。

彼女が学校で良く揉めるのは育ちの違いが大きく、実は彼女はアメリカ生まれのアメリカ育ち。しかし彼女の両親は日本人なので、日本では二重国籍は認められないので彼女は大人になるまでに国籍の選択を迫られていました。両親の仕事の都合で彼女はほとんどアメリカで生活してたので日本の学校も高校まで通った事が無く、トラブルの原因が日本との意識や文化の違いからくるものだと知りました。学校側はそれらの事情を含め彼女に寛容でした。彼女は国籍の選択をすでにアメリカに決めていましたが、両親の母国である日本に関心を持ち、日本での留学を決めたのでした。
学校側が彼女に何も処分をしなかったのは数々のしつこいナンパが原因だと知ってたからでした。彼女にナンパした生徒達に事情を説明し、後日彼らは彼女に謝りました。彼女が非常に強かったのは過去に付き合っていた彼氏が軍人で護身のために彼から教えてもらった軍隊格闘術でした。彼女は慣れない日本でも成績は常にトップで才女でした。日本に来る前の彼女はすでに大学卒業しており、既に働いてました。日本に来る前の職業は卒業した大学の教授でした。彼女はアメリカの大学で引き続き仕事をするか、外国へ留学するかの選択に悩んでいました。日本での生活は文化や感覚の違いからありえないと選択から外れていました。高校を卒業後、彼女はすぐにアメリカに帰りました。卒業直前、彼女のすっきりとした表情に次の目的が定まったようでしたが訊くのは野暮だと思い、答えを訊いていません。もう二度と彼女とは会うことは無いでしょう。

彼女の話はここで終わりますが、そんな彼女が在学中に起きた面白いプチ騒動を取り上げます。