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豆腐のブログ(プロの発達障害者です)

アスペルガー当事者です。発達障害と全く関係無い話題から当事者の観点まで「ざっくり」書くつもりです。

夢のはなし。

とても不思議な夢を見た。

内容は無名の老いた落語家を取材したインタビュー形式のテレビ番組だった。私は一度も落語を観たことは無い。不思議な感覚だった。

インタビュアーから長年落語家を続けられた原動力は?との質問に落語家は「人を笑わせる才能が無いと、すぐに気付いたことです。同じ一門の弟子たちと芸を競ってきましたが、僕が一番面白くなかった。皆あっさり抜いていきました。」

インタビュアーは、才能が無いと気付いたら自信を無くしたり、落語家を辞めようとは思わなかったのですか?との質問に「辞めたいと思いました。その頃師匠から、自分の落語を見つけなさいと叱られました。その時、僕は師匠から教えてもらった落語をそのまんまやってる事に気付きました。同じ題目でも師匠の落語、僕の落語は全く違う。僕の落語を探しは始まりました。もしも若い時、僕に才能あると勘違いしていたら、自惚れと過信から落語家を辞めていたでしょう」

インタビュアーから自分の落語は見つかりましたか?との質問に「まだ見つけてません、芸の世界は完成しない世界だと思ってます。僕自身の落語を探求してるうちに思った持論ですが、古典落語は昔の起きた事を面白おかしくネタにしたものですが、当時としては最新の話なわけですから流行歌みたいなものでしょう。今では新作落語がありますが当時では古典落語はみんな新作落語だということじゃないですか。古典も新作も線引きしなくても良いのかな?と考えるようになりました。」

インタビュアーは最後にこれからの目標を教えて下さいと訊ねて終わりました。「僕の落語を探し続ける事と落語の世界を終わらせない事。落語を聞いてくれるお客様がいなくなったら終わりです。昔は落語という芸があったと言われないように精進して参ります。」

妙にリアルな夢でした。


おやすみなさい。